長くサラリーマン生活をしていると、やりきれない人事にぶつかることがある。
それが落ちこぼれリーマンであれば日常茶飯事というレベルにまで頻度は上がってしまうのだが今回は特に格別だ。
どうしてこんな事になってしまうのだろう。
思うところはたくさんありそれを考えると気力も失せるのだが、そんな気持ちを奮い立たせてくれるのが息子の存在だ。
腐った中年のそれではなく、せめて闘う父の背中を見せたい。
そして、その姿を見て何か感じ取って欲しい。
その一心で今日も鞄を持つ。